こんにちは、リアルサラリーマン金太郎担当のタケシタと、リアルカイジ担当のコージ(@mote_tenbai)です。
今日の内容は…

「でも、全く稼げずやめようかと考えてます…やめるべきでしょうか?」
という質問が届いております!



「せどりなんか続けても将来性はないし、お金も残らない」
【この記事で分かること】
- 「せどり」が初心者にオススメされる3つの理由
- 【実体験】私が「せどり」をオススメしない3つの理由
- 利益率が高く、将来性がある2つのビジネスとは?
「せどり」が初心者にオススメされる理由


まず「せどり」が、初心者にオススメされる理由について解説していきます。
「せどり」というと、
- 日本国内の小売店から商品を仕入れる
- Amazon、メルカリで販売
これが一般的に「せどり」と言われてます。
でも「せどり」って言葉が違うだけで、ただ転売なんですよね。
言い方が違うだけで、同じ意味の言葉ってあるじゃないですか。
たとえば、
- 紫外線と日光
- 脂肪とオイル
- 洗脳と教育
これらは同じ意味なんですが、受け取り方が違ってくるじゃないですか?
転売って聞くとイメージが悪いけど、「せどり」は、そこまでイメージは悪くないというか。
でも、結局はどちらも転売なので、やってることは一緒なんですよ。
だから、
- せどり
- 中国輸入
- eBay輸出
これら全部、ただの転売なんですよね。
つまり、「せどり」を含め、転売が初心者にオススメされてると思うんですね。
今回は転売を「せどり」に統一して、初心者にオススメされる理由を3つ解説していきます。
理由1)簡単、とにかく簡単で単純
「せどり」が初心者にオススメされる1つ目の理由が、簡単とにかく簡単で単純ということ。
どういうところが簡単なのかというと、やることのステップが単純なんです。
- 価格差がある商品をリサーチする
- 価格差があったら仕入れる
- 販売する
大まかに、この3ステップで完結します。
たとえば、店舗で仕入れてAmazonで販売する場合。
【ステップ1】店舗に行って、価格差がある商品をスマホを使いながらリサーチ
【ステップ2】価格差がある商品を仕入れて、FBAの倉庫へ納品
【ステップ3】在庫がAmazonに反映されたら、あとは売れるのを待つ
そして、売れたら入金されるのを待つ。
これだけです。
中国輸入、eBay輸出など、他の転売も基本はこの3ステップで完結します。
「せどり」の作業は単純なので、外注化もしやすいんですよ。
外注化すれば、自分は何もしない状態を作ることも出来ます。
だから、初心者でも行動しやすいんですね。
理由2)即金性がある
「せどり」が初心者にオススメされる2つ目の理由が、即金性があること。
何かやる時には、
- すぐ欲しい
- すぐ結果を出したい
- すぐ痩せたい
- すぐ(女と)ヤりたい
こんな風に「すぐ、すぐ、すぐ」って思いますよね?
だから副業にしろ、ビジネスを始めるにしろ、すぐお金が欲しいじゃないですか?
だから、即金性がある「せどり」を多くの人は始めると思うんですよ。



たとえば、メルカリで不用品を出品したら、すぐ売れたりするじゃないですか?
売れたら、すぐに入金もされて、メルペイとしても使えます。
そのお金で、
- 牛丼食べたり
- 新しいゲーム買ったり
- お気に入りの風俗嬢に抜いてもらったり
こんな風に、自分の好きなことに使えます。
だから成功体験が積みやすいというか、目に見えて結果がわかることが「せどり」の大きなメリットですね。
理由3)教えるのが簡単
「せどり」が初心者にオススメされる理由の3つ目が、教えるのが簡単っていうこと。
まず、「せどり」や転売のスクール、コンサルティングを販売してる人って多いんですよ。
たとえば、
「メルカリスクール」
「物販スクール」
こういうの見たことないですか?
このようなスクールやコンサルに入会するには、数十万円ほどのお金が必要です。
「本当に儲かるなら他人に教えない方がいいじゃん」
「なぜ、こんなスクールが販売されているの?」
それは「せどり」や転売なんかより、こういうスクールを販売した方が圧倒的に稼げるからです。
だから、スクールを販売している人達は、もう「せどり」なんてしてないと思うんですよ。
スクールの方が稼げるから、バカバカしくて「せどり」なんかやってられませんからね。
あと、先述したように「せどり」の作業って単純です。
だから、教えるのも簡単なんですね。
でも初心者の人は、それが分かりません。
そのため、疑問も抱かずにスクールに入っちゃったりするわけです。
あと「せどり」は即金性もあるので、結果が出たように勘違いしやすいことも大きなメリットです。
だから、「せどり」や転売のスクールやコンサルって売りやすいんですよね。
実際、私も過去に、こういうスクールに1500万円以上も注ぎ込んでしまいましたから。
以上3つが、「せどり」が初心者にオススメされる理由になります。
【実体験】私が「せどり」をオススメしない理由


ここからは、私が「せどり」をオススメしない理由を解説していきたいと思います。
先ほど「せどり」と転売は一緒、という話を少ししましたけど、私は合計8年間転売をやってきました。
具体的には、中国からノーブランドのレディースのアパレルを仕入れて、色んなプラットフォームや、ネットショップで販売をしてたんですね。
今は一切やってないんですけど、8年間も経験したので、良いことも悪いことも経験したわけですよ。
今やってない理由は、やるメリットがないからです。
では、
「せどりを、なぜオススメしないのか?」
その理由を3つ解説していきます。
オススメしない理由1)利益率が低い
「せどり」をオススメしない理由の1つ目が、利益率が低いことです。
まず、「せどり」って、経費がめちゃくちゃかかるんですよ。
- 仕入れ
- 送料
- プラットフォームの手数料
- 外注費
- 梱包資材の費用
など、必要な経費が色々あります。
これらを全部入れると、赤字になることだってあるんですよ。
だから、ちゃんと価格差がある商品をリサーチする必要があるんですけど、それでも利益率は低いんですよね。
ただ、それでも即金性があるので「せどり」をやる人って多いんですよ。
そして、「せどり」は価格競争に必ず巻き込まれます。
まず、Amazonやメルカリなんかは、簡単に参入できるじゃないですか。
そして、価格差があり、仕入れやすい商品は必然と参入者が多くなります。
でも、こういう商品って、別に特別なプロモーションして価格差を作って売ってるわけじゃありません。
ということは、誰から買っても同じということ。
だから、差別化できるところが、価格しかないんですね。
差別化できるところがないと、
「1円でも安い」
こういうところから、お客さんは買います。
そうなると、価格を下げないと売れなくなるんですよね。
Amazonはこの現象が特に顕著で、価格競争で疲れちゃうんですよ。
その結果、利益率は更に低下してしまうんですね。
オススメしない理由2)プラットフォーム依存
「せどり」をオススメしない理由の2つ目が、プラットフォーム依存です。
まず、プラットフォーム依存というのは、
- メルカリ
- Amazon
- ヤフーショッピング
このような、集客をしてくれる場所に依存してしまうことです。
たとえば、Amazonには多くの人が毎日訪れるので、そこへ出品すれば売れやすくなるじゃないですか。
逆に、ネットショップのような場所は、SNSなどを運用して自分で集客しないといけません。
これって、結構時間も労力もかかるし、大変なんですよね。
だから、即金性があるAmazonなどのプラットフォームに、多くの人は依存しちゃうんです。
こうなると、メルカリやAmazonから抜け出せなくなります。
その結果、プラットフォームのルールに従うしかないんですね。
ここで最も怖いのがアカウント停止。
もし、1つのプラットフォームに依存していた場合。
アカウント停止になってしまうと、収入がパタっと止まっちゃうんですよ。
これは、特に店舗から仕入れをしている「せどり」を行っている人は致命的です。
まず、こういう人って、店舗から価格差がある商品を手当りしだい仕入れてます。
だから、数百種類もの商品を在庫として所持してるんですよ。
プラットフォーム依存のアカウント停止は「死刑宣告」と同じ


こんなに多くの在庫を所持しても大丈夫なのは、AmazonのFBAがあるからです。
ここで、FBAについて簡単に説明します。
FBAとは、Amazonの倉庫へ在庫を納品したら、
- 保管
- 梱包
- 発送
これら全てを、Amazonが代行してくれるサービスのこと。
つまり、商品が売れたら後は全部Amazonがやってくれるんですね。
だから、大量の商品を店舗から仕入れている「せどり」をしている人は、Amazonがないと成り立ちません。
もし、Amazonからアカウント停止の通知が来たりしたら、それは「死刑宣告」と同等ということ。
もちろん、これはAmazon側も重々理解しています。
だから、FBAの利用料金って、年々ジワジワと上がっているんです。
Amazon依存の人は、料金が上がっても抜けることが出来ないので、黙って従うしかありません。
私自身も、かつてBUYMAというプラットフォームでアパレルを売っていました。
一時期は、BUYMAだけで利益が90万円ほど出てたんですよ。
ただ、BUYMAにドップリ依存している状態だったので、利益が出てても安心感は一切ありませんでした。
それは、
「いつ、BUYMAからアカウント停止の宣告が来るか分からない…」
という状態だったからです。
だから、BUYMAから件名に【重要】と書かれたメールが届くたびにビクッとしてました。
(まあ、結果的にアカウントは停止したわけですが…)
こんな状態で続けていくのは、精神衛生上も良くないですよね。
オススメしない理由3)将来性がない
「せどり」をオススメしない理由の3つ目が、将来性がないことです。
「せどり」の不安定さについては、
- プラットフォーム依存
- プラットフォームのルール変更
- 価格競争による利益率の低下
先ほども解説した、これらの他にもあります。
それが、税金も支払ったら手元にお金が残らないということです。
手元にお金が残らないと、正直やっている意味がないじゃないですか?
そして、
「俺、せどりをして生計を立ててるんだ」
こんなことを、周りの人達に胸を張って、なかなか言えないですよね?



そして「せどり」の最大の欠点が「リピート購入」が少ないことです。
リピート購入されないということは、ファンがいないということになります。
結局、商品を買ってる人も、
「Amazonで売ってたから」
「たまたま、その商品が欲しかったから」
「一番安かったから」
こんな理由で買ってるだけです。
こういうお客さんは、商品を購入したアカウントやショップ名なんて覚えてません。
だから、リピート購入してもらえないんです。
「商売はリピーターがいないと安定しない」
このような言葉をアナタも聞いたことあるかもしれません。
これは紛れもない事実です。
実際、私は8年間も転売をやっていたので、リピート購入って本当に少なかったんですよ。
そのため、9割くらいは新規客だったわけです。
その結果、数字は全く安定せず、常にグラグラ状態。
これは実際、同じように「せどり」や転売をやってる人は、体験しているはずなので分かりますよね?
自分でも思うんですけど、よく8年も続けれたなと。
このように、「せどり」って非常に不安定で、将来性もないんですね。
以上、私が実際に体験した上で「せどり」をオススメしない3つの理由になります。
利益率が高く、将来性があるビジネスに移行する


ここまで「せどり」をオススメしない理由について、私の体験を踏まえてお話ししてきました。
現在「せどり」や転売をしている人は、すぐにやめた方がいいと思います。
私もは8年間も続けたんですけど、結果的にやめちゃったし、ほとんどの人はヤメていきます。
そもそも、お金を稼ぐために「せどり」を始めると思うんですよ。
それなのに、手元にお金が残らないのであれば意味ないじゃないですか?
それに、
- やってることも楽しくない
- 特にお客さんの役に立ってるわけでもない
- お客さんに価値を提供できていない
だから、「せどり」は稼げないとも言えるんですよね。
稼ぎたいのであれば、もっと手元にお金が残るビジネスに移行するべきです。
つまり、利益率が高く、将来性があるビジネスですね。
私も、このようなビジネスに移行した結果、手元にお金が残るようになりました。
では、
「利益率が高く、将来性があるビジネスとはどういうものか?」
今回2つ紹介していきます。
ビジネス1)ファンを作って物を販売(物販)
利益率が高く将来性のあるビジネスの1つ目が、ファンを作って物を販売することです。
これを「物販ビジネス」と私は呼んでいます。



アーティストのライブに行くと、Tシャツなどのグッズが売ってるじゃないですか?
私はミスチルが好きなので、ライブ会場の物販コーナーは人だかりができてます。
そして、多くのファンが「Mr.Children」とロゴが入ったTシャツ着てるわけですよ。
つまり、これと同じように、
「ファンになってもらって、物を買ってもらう」
ということをやるということです。
今は、これを個人でも出来る時代になり、稼いでる人もたくさんいます。
たとえば、YouTuberがオリジナルの商品を作って販売したりですね。
(これは、大人気YouTuberだけの話ではありません)
彼らには、ファンがいるので、
「アナタから買いたい」
という人が買ってくれます。
そのため「せどり」のように、価格を比較されたりもしません。
そして、このような物販は、アナタの「良い値」で販売することが出来ます。
こうなると、価格競争とは無縁です。
では、
「どういう風に進めていけば良いのか?」
こちらについては、下記で詳しく解説しています。
ビジネス2)悩み解決、サポートを販売(コンサルなど)
利益率が高く将来性のあるビジネスの2つ目が、悩み解決、サポートを販売です。
これは、さっきの物販のように「物」ではなく、
- コンサル
- オンラインサロン
- スクール
このような無形商品です。
先述した、「せどり」のスクールなどもコレに該当します。
これは、物販よりも利益率が高く、高額で販売されていることが多いです。
具体的な流れは、先ほどの物販と同じで、
「ファンになってもらって買ってもらう」
自分のメディアで発信を続けて、ファンが出来たら、ファンの求めている商品を販売する。
つまり、利益率が高く将来性のあるビジネスは、どちらも「ファン」が必要不可欠ということです。
無形商品の鉄板の3つのジャンルとは?
需要が高い、無形商品の鉄板は、
- 稼ぐ系(せどり、投資など)
- 悩み系(ダイエット、早漏など)
- 人間関係(婚活、ナンパなど)
この3つです。
この中に該当する分野であれば、悩んでいる人が必ずいます。
そして、悩みが解決したとても、人間には新たな悩みが出てきます。
つまり、リピート購入にも繋がりやすいということです。
たとえば、せどりのスクールにアナタが入ったとします。
目標は、月収で10万円稼ぐこと。
そして、スクールに入ったことで、アナタは月収10万円を達成しました。
「はたして、アナタの悩みは無くなったでしょうか?」
必ず、新たな悩みが出てきます。
たとえば、
- 在庫を抱えるのが嫌
- アカウント停止が怖い
- 外注化ができない
こんな感じになるので、まだサポートが必要だったりするんですよ。
結局、私はコレで気付いたら1500万円以上も、つぎ込んでしまったんですね。
ただ、詐欺的なものではなく、
「悩みを解決してあげて感謝される」
このような商品は、非常に価値がありますし、自分自身もやってて楽しいですよね。
そして、
- 人から感謝されて、お金をいただく
- いただいたお金で更に自分もレベルアップする
- レベルアップして、教えれること(救える人)が増える
こうなったら、スゴく良い循環が生まれます。
これは「せどり」なんかとは違い、人生の充実度も高く、価値提供の度合いとしても高いことです。
だから、結果的にお金も稼げるという事ですね。
「せどりで稼げない…」
「せどりをヤメたい…」
こう思ってる人は、今日もうこの瞬間にヤメてください。
そして、自分の強みを活かしたビジネスに取り組み始めましょう。
まとめ
「せどり」が初心者にオススメされる理由
理由1)簡単、とにかく簡単で単純
理由2)即金性がある
理由3)教えるのが簡単
【実体験】私が「せどり」をオススメしない理由
理由1)利益率が低い
理由2)プラットフォーム依存
理由3)将来性がない
利益率が高く、将来性があるビジネス
ビジネス1)ファンを作って物を販売(物販)
ビジネス2)悩み解決、サポートを販売(コンサルなど)
今回は、「せどり」をオススメしない理由と、利益率が高く、将来性があるビジネスについて解説しました。
「せどり」って、マクドナルドと同じようなものだと思うんです。
マクドナルドって、美味しいじゃないですか?
でも、その美味しさと引き換えに、体に悪いもの(毒)を体内に入れてるわけです。
それでも食べてしまうのは、その毒に「美味しさという快楽」が含まれているからですね。
その快楽がヤメられず、どんどん体内に蓄積しくと、
- ブクブクと太った体
- ベタベタの頭皮に薄くなった頭髪
- ブツブツで汚い肌
このように女からも嫌われる見た目になって、最終的に命に関わる病気にもなってしまうと。
でも、マクドナルドは、どこも多くのお客さんで賑わってます。
何が言いたいかというと、
すぐに快楽が欲しい = すぐに稼ぎたい」
こんな感じで、人は短絡的なものに恐ろしく弱いということ。
しかし、短絡的な快楽って長期的に見れば、全て良くないことじゃないですか?
- タバコ
- お酒
- 薬物
- ギャンブル
- 風俗
「せどり」もこれらと同じで、即金性があって短絡的な快楽を満たしてくれるから、長期的には毒になり得るってことです。
私は8年も転売をやってきたので、これが嫌というほど分かっちゃったんですね。
もし「せどり」をヤメたくてもヤメれなかったら、いつでもご相談下さい。