知らなきゃ損!中国輸入の儲かる商品リストを見ても稼げない理由!

この記事を書いている人 - WRITER -
現在38歳の独身で、主にネットショップで生計を立ており、自分のアウトプットの場としてこのブログを運営。
物販歴は約8年。現在は1日1時間ほど働いて好きなことをして過ごしている。元パチプロのコミュ障。
突然ですが「儲かる商品リスト」って活用されたことあるでしょうか?
例えば、
- 儲かる商品リスト10選
- 中国輸入で儲かった商品公開するよ
みたいに、仕入れて利益が出た商品を紹介しているブログ記事やPDFなどです。
しかし、この儲かる商品リストを見て仕入れて販売したけど、稼げなかったという人もいるのではないでしょうか?
実際、私も過去に同じように仕入れて販売したことがあるのですが全く稼げませんでした。
そこで今回は、
- 儲かる商品リストを見ても稼げない理由
- 正しい儲かる商品リストの活用方法
これらを解説していきます。
スポンサーリンク
儲かる商品リストを見ても稼げない理由

まず、
「なぜ儲かる商品リストを見ても稼げないのか?」
という理由ですが、正確には儲かる商品リストを見て全く稼げないということはありません。
しかし、多くの人は稼げない3ステップの行動パターンを取っています。
ステップ1)多くの人が同じ商品を仕入れる
ネット上に公開されている儲かる商品リストというのは、多くの人が目を通します。
その結果、多くの人が、
「この商品が儲かるのか…じゃあ試しに仕入れたろ!」
このように考え、仕入れるわけですね。
「仕入れの際に便利なクレジットカードが欲しい!」
という人は、下記を参考にされてみてください。
ステップ2)多くの人が同じ販路(主にAmazon)に出品する
そして、儲かる商品リストを活用するのは、ほとんどが物販初心者の人です。
ということは、販売する販路は、
- メルカリ
- Amazon
主に、この2つが候補になります。
スポンサーリンク
特に、AmazonはFBAというサービスがあり、面倒な作業は全てAmazonが代行してくれます。
ということは、Amazonは非常に参入しやすいということになります。
その結果、Amazonに多くの出品者が参入してきます。
ステップ3)価格競争になる
そして、儲かる商品リストを見た人達が、同じ商品を同じ販路へ出品していきます。
こうなると供給が一気に増えるので、必然的に価格競争になります。
その結果、安く商品を手にできる購入者だけが得をするという状態になります。
【実例】儲かる商品リストを使って仕入れた結果
この儲かる商品リストを使った「稼げない3ステップ」は、実際に私も経験しました。
その実例を、今回ご紹介していきます。
カメラストラップを仕入れ

まず、私が見た儲かる商品リストは「中国輸入で儲かる商品リスト50選」のような、ネット上に無料で公開されていたPDFでした。
その儲かる商品リストの中に載っていた、カメラストラップに私は目をつけました。
仕入額は、国際送料などを含めてトータルで400円ほどで、Amazonでは1500円ほどで販売されていました。
それに、
- 小さくて薄いので送料がかかりにくい
- 不良品率が低い
というプラス要素があったことも、仕入れを決めた大きな要因になりました。
Amazonに相乗り出品
その後、私はタオバオから儲かる商品リストに載っていたカメラストラップを複数種類仕入れました。
そして、
- すでにAmazonにある商品ページに出品(相乗り出品)
- 透明の袋にカメラストラップを入れて袋にバーコードをペタペタと貼る
- AmazonのFBAの倉庫にまとめて発送。
このような流れで販売を開始したのです。
価格の下げ合いになり雀の涙ほどの利益
Amazonの倉庫へ発送したカメラストラップは、数日後に在庫として反映されて販売が開始されました。
しかし、販売が開始された時点で、
- 商品を仕入れる前に比べ、出品者が倍以上に増える
- (カートを取っている)価格が1200円以下に下がる
このような状態になり、値下げ合戦がバチバチに…
当然、私も早く在庫を売り切りたかったので、Amazonのセラーセントラルの画面に張り付いて値下げ合戦に参加しました。
その後、私が全ての在庫を売り切った頃には、商品価格は1000円以下となり雀の涙ほどの利益しか残りませんでした。
スポンサーリンク
なぜ、このような状態になったのかというと…
私がこのPDFを目にした時は今から5年以上前なので、今より中国輸入を実践している人は多くはなく、このような儲かる商品リストを公開している人も珍しかったのです。
その結果、このPDFを私以外に、かなりの人数が見ていたのだと思います。
儲かる商品リストの正しい活用方法

それでは「儲かる商品リスト」の正しい活用方法を解説していきます。
まず、儲かる商品リストに載っている商品と同じ商品を、同じ販路に出品するのは儲からない可能性が高いのでオススメしません。
なぜなら、先ほど解説した私の例と同じように出品する人が多いので価格競争なるからですね。
一方で、「Amazonで儲かる商品リスト」をAmazonに出品するのではなく、メルカリなどの別の販路に出品するのはアリです。
販路をズラしてるので、価格競争になりにくいからですね。
もし同じ販路で販売する場合は、儲かる商品リストに載ってる商品と同じ商品を仕入れるのではなく、少しだけ工夫してリサーチしてみましょう。
そのやり方を、これから解説していきます。
(儲かる商品リストに載っている商品と)似ている商品をリサーチ

まず1つ目が、儲かる商品リストに載っている商品と似ている商品をリサーチする方法です。
例えば「バンドゥビキニ」という商品が売れてる商品リストにあるとします。
そうすると、それに似たバンドゥビキニをタオバオやアリババで探してみましょう。
似ている商品の探し方は、下記を参考にされて下さい。
関連商品をリサーチ
それでは、次に関連商品をリサーチするやり方をお伝えします。
例えば、バンドゥビキニが売れていたら、
- ヌーブラ
- サンダル
- ビーチマット
これらが関連商品になります。
連想ゲームのような感じですね。
スポンサーリンク
そして、これらの関連商品の中から実際に売れてる商品を元に、また似ている商品をリサーチしていきます。
売れる時期をリサーチ
最後は、売れる(売れそうな)時期をリサーチします。
商品には、
- 導入期
- 成長期
- 成熟期
- 衰退期
このような周期があります。
引用元:bizhint
作品名:プロダクトライフサイクル
URL:https://bizhint.jp/keyword/121914
サイト訪問日:2019.06.04
つまり、導入期に出品した人が最も儲かり、衰退期に出品した人は儲かりにくいというものです。
例えば、先ほどから頻繁に登場してるバンドゥビキニの場合、
- 導入期は3月〜4月にかけて。
- 成長期は5月〜6月にかけて。
- 成熟期は7月〜お盆前。
- 衰退期は、お盆以降。
ざっくりいうと、このような感じです。
この時期を予測して、仕入れる(or 出品する)ことで、何となく仕入れるより儲かる確率は上がります。
まとめ
儲かる商品リストを見ても稼げない理由は?
儲かる商品リストを使って稼げなかった人
多くの人は儲かる商品リストを見て稼げない3ステップの行動パターンを取っているからです。
アラフォー転売
儲かる商品リストを見て稼げない3ステップの行動パターン
ステップ1)多くの人が同じ商品を仕入れる
ステップ2)多くの人が同じ販路(主にAmazon)に出品する
ステップ3)価格競争になる
儲かる商品リストの正しい活用方法
- (儲かる商品リストに載っている商品と)似ている商品をリサーチ
- 関連商品をリサーチ
- 売れる時期をリサーチ
今回は、儲かる商品リストについて解説していきましたが、私は正直この儲かる商品リストは必要ないと思っています。
なぜなら、各販路(プラットフォーム)に実際に売れている商品がランキング形式で掲載されていて見ることが出来るからですね。
そのランキングを参考に、リサーチをしていく方が売れそうな商品はいくらでも見つかるし、リサーチ力も身に付いていきます。
この記事を書いている人 - WRITER -
現在38歳の独身で、主にネットショップで生計を立ており、自分のアウトプットの場としてこのブログを運営。
物販歴は約8年。現在は1日1時間ほど働いて好きなことをして過ごしている。元パチプロのコミュ障。