池袋プリウス暴走事故を反面教師に!物販ビジネスも過信で失敗する!

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この事故により、奥さんと娘さんを亡くされた遺族の男性の記者会見を見て、私は本当に…いたたまれない気持ちになりました。
その理由として、
「一人の人間の過信により、大事な家族を失われた」
ということです。
この事故の影響もあり、運転免許証の自主返納についての問題が更に浮き彫りになりましたが、多くの高齢者はなかなか返納するまでは至っていません。
もちろん、車がないと生活に支障が出るということもありますが「自分はまだ大丈夫」と考えている人が非常に多いようです。
このような過信は高齢者だけでなく、私は多くの人(特に男性)にあると思っています。
そして物販ビジネスでも、この過信というのは成長を妨げる大きな要因となります。
そこで今回は、車の運転を例に、過信が物販ビジネスにどのような悪影響を与えていくのか?解説していきたいと思います。
車の運転での過信の例

車の運転は、過信を知る最も分かりやすい例です。
今回は2つの例に絞ってみていきましょう。
①高齢者の交通事故
まず1つ目は、今回の池袋の事故のような高齢者による事故です。
やはり、年齢を重ねていくと、誰しも衰えというのは出てきます。
先日、イチロー選手が引退されました。
打者としての衰えというのが正しい表現なのか分かりませんが、あのイチロー選手でさえも例外ではなかったですよね。
もちろん、この衰えは車の運転でも同じにようやってきます。
自分はまだ大丈夫
しかし、車の運転の場合、スポーツと違い、衰えが数字として表れるわけではありません。
そのため、「自分はまだ大丈夫」と過信しやすいのもあるでしょう。
そして、年齢を重ねれば重ねるほど、自分の考えを変えるのは非常に難しくなってきます。
これは、自分の考えがカッチカチにこびり付いて、なかなか離れないからですね。
だから考え方が柔軟な若い時に、やりたいことに取り組んだ方が有利になります。
「今が一番若い」ので、やりたいことがあれば今から取り組んでいきましょう。
②飲酒運転
次に2つ目は、飲酒運転です。
この飲酒運転も「自分は大丈夫」という過信が出てる典型的な例ですね。
飲酒運転の罰則は2007年に強化されましたが、それでも飲酒運転している人はいます。
このような過信が、周り人間に迷惑をかけることはもちろんですが、自分の人生も大きく狂ってしまう原因にもなってしまいます。
物販ビジネスでの過信とは?

それでは、次は過信が物販ビジネスで、どのような影響を与えるのか?解説していきたいと思います。
①最初から目標が高すぎる
まず1つ目は、最初から目標が高すぎることです。
「目標を高く持ちなさい」という人もいますが、私はイメージできない目標は意味がないと思っています。
例えば、今から物販ビジネスを始めるとして、半年後に月収100万円という目標を立てたとします。
しかし、この月収100万円を達成するまでに、
- どのような商品を何個くらい仕入れれば良いのか?
- どのような販路に出品すれば良いのか?
- どれくらいの数を販売する必要があるのか?
など、明確にイメージが出来るでしょうか?
このイメージができないと、行動に移すことが非常に難しくなります。
地図も何も持たずに、目的地に向かうような感じですね。
地図がないと、目的地と反対方向に進んでいても気付かないこともありますし、もしかしたら地球の反対側くらい距離が遠いかもしれません。
こうなると、現実とのギャップに苦しみ、結果的に脱落してしまうということになってしまいます。
②独学でやろうとする
そして2つ目は、独学でやろうとすることです。
私は、この独学というのも、地図を持たずに目的地に向かうようなものだと思っています。
なぜなら、今の時代、膨大な情報が溢れているからです。
この膨大な情報の中から、自分で選んで進んでいく必要があります。
しかし、色んな情報に目移りしてしまい、次第に何が正しいのか分からなくなる可能性があります。
こうなると迷いの森に入り込んでしまい、抜け出せないということにもなりかねません。
③一時的に稼げた(バブル)
そして3つ目は、一時的に稼げた(バブル)場合です。
物販ビジネスでも、バブルというのはあります。
例えば、以前のヤフオクはアメリカから商品を仕入れて販売するだけで簡単に稼げた時期がありました。
これで月に100万円も稼いでしまったら「俺は天才だ」と、北斗の拳のアミバのように過信してしまっても仕方ありません。
しかし、稼ぎやすいという情報が出回ってしまったことで、参入者が増え、次第に稼げなくなっていきました。
このようなバブルは、いつか弾けてしまうものです。
しかし、ここで過信してしまったら、
「俺はこのやり方で稼げたんだ!」
「これからも、これで稼いでやる!」
このように、同じやり方に固執してしまいます。
こうなってしまっては、周りが見えなくなり、次の結果を出すのも難しくなってしまいますね。
自分は「無知」だと認める

それでは、どうすれば過信せずに進んでいけるのかというと、自分は「無知」だと認めることです。
この無知だと認めることは、自分のこれまでの考えを捨てる必要があります。
なぜなら、
「これまでの自分の考え = 今の自分の結果」
だからです。
私も、無知だと認めてから、自分の考えを捨てて、結果を出している人に教えてもらいながら、物販に取り組んできました。
ここで、自分の考えを捨てないと、教えが素直に入ってこないので、行動に移せなくなってしまいます。
そうなると、結果を出すのも難しくなってしまいますよね。
月収100万円が目標
こういう私も、最初に自分で稼ぐと決めた時は月収100万という超漠然とした目標を掲げてました。
その結果、
- どのようにして稼ぐのか?
- どれくらいの作業量をこなす必要があるのか?
このようなことを何も明確にしないまま、スタートしていったのです。
「俺なら稼げるだろう」で独学スタート
そして、私は2年半パチプロとして生活していたこともあり、
「まっ…俺なら稼げるだろう」
という過信があったのです。
そのため、人から教わることなんて全く頭の中にありませんでした。
そして、膨大な情報の中から、試食コーナーにやってくるオバさんのように、稼げそうな情報のつまみ食いを繰り返す日々を1年ほど続けていったのです。
結果…1年間で最高月収8万円
このような日々を1年ほど過ごし、私の最高月収は8万円という、バイトをした方がよっぽど稼げる結果となりました。
今思うと、よく1年も持ったなと…
しかし、この1年間があったから、
- 過信していた自分に気付く
- 自分の無知を知る
このような、キッカケになったと思います。
まとめ
池袋プリウス暴走事故を反面教師に!物販ビジネスも過信で失敗する!
車の運転での過信の例
①高齢者の交通事故
②飲酒運転
→「自分は大丈夫」という過信により事故が起こる
物販ビジネスでの過信とは?
①最初から目標が高すぎる
→目標が高すぎると行動がイメージできない
②独学でやろうとする
→色んな情報に目移りしてしまい何が正しいのか分からなくなる
③一時的に稼げた(バブル)
→同じやり方に固執してしまう
自分は「無知」だと認めること
これまでの自分の考え = 今の自分の結果
今回は、池袋のプリウス暴走事故から、過信にフォーカスして記事を書いてきました。
物販ビジネスでも、過信は「百害あって一利なし」というくらい悪影響をもたらします。
一方で、自分の無知を認めれる人は、色んな情報や教えをスポンジのように吸収して行動に移すことが出来ます。
今から物販ビジネスを始めようと思っている人は、ぜひ過信しないということを意識して取り組んでみてください。
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